こんにちは、レエール代表の廣谷です。
整体師として20年。
肩こりとで悩んでいる人、
肩こりを諦めてしまっている人が余りにも多くて残念です。
「肩こり」は誰もが知っている症状ですが、
案外、正確に知っている人が少ないので、
今回は肩こりについてお話をしたいと思います。
肩こりはただ単に肩が凝るだけではない
現代病の代表的とも言える肩こり。
今では小学生から肩コリを訴える人たちも大勢います。
整体師として20年
現場で沢山のクライアントさんをサポートしてきましたが、
肩こりを訴える人のほとんどが
肩の凝りよりも、肩甲骨の周りの凝りを訴える人の方が多くみられます。
肩の凝りよりも背中の凝り?
では何故、肩や背中が凝るのでしょうか?
肩こりの原因は肩甲骨の動き
腕の骨(上腕骨)はどこについているのでしょうか?
答えは
背中です。
案外、知らないでしょう。
上腕骨は肩甲骨に付着し、
肩甲骨は鎖骨、鎖骨は胸骨に付着して
連動して動かしているのです。
しかーーし!
ほとんどの人が肩甲骨を上手く動かせていなくて、
腕を動かしているので、
肩周りのトラブルが多いのです。
四十肩や五十肩の原因もこれです。
上腕骨=肩甲骨=鎖骨
この3つの骨が連動し、
正しく動かせていたら、
肩のトラブルは少ないと言われています。
肩こりの原因の一つです。
何故肩を連動して動かないのか?
主な原因は姿勢です。
猫背姿勢です。
猫背姿勢がこの3つの骨の連動を妨げているのです!
猫背姿勢=肩甲骨前傾姿勢で腕を動かしていると、
肩甲骨と上腕骨の連動したリズム(肩甲上腕リズム)が
連動しなくなり、バランスを崩します。
肩こりの原因を取り除く
結局、肩こりの原因は悪い姿勢なので、
姿勢を正すことが改善策につながります。
だから肩や肩甲骨回り、背中の硬くなった筋肉をほぐせばいいのではなく
姿勢を正しくすることを心がけてください。
でもどうやって姿勢を正しくするの?
そもそも姿勢が悪くなる原因って何か知っていますか?
色々な原因は考えられますが
- 強張った筋肉
- 弱くなった筋肉
この2つの原因から姿勢が崩れることがほとんどです。
もちろん怪我や他の要因もありますが。。。。
硬くなった筋肉は、骨や関節を引っ張り姿勢が悪くなり、
弱くなった筋肉は、強い筋肉に引っ張られ姿勢が悪くなります。
そうです!
だから肩こりはほぐすだけではダメなのです!
僕も長年、肩こりの人に筋肉をほぐしたり、
関節調整をしていました。
でもなかなかよくならなくて調べていくうちに
腕と肩甲骨のバランスが悪くなっていることに気づき、
その原因が強張り筋と弱くなった筋の存在がわかり、
筋肉をほぐすメニューやコース、
関節調整をするコースだけでなく、
しっかりトレーニングで鍛えるコースも作りました。
肩こりのまとめ
- 肩こりの原因は腕と肩甲骨のバランスの悪さからくるもの
- そのバランスを崩しているのが姿勢の悪さ
- 姿勢の悪さは硬くなった筋肉、弱くなった筋肉が原因
まだまだ肩こりを諦めないでほしいです。
周りの人も皆肩こりだからって、
まっいいか‼では済まさないように!
肩こりの延長には四十肩や五十肩も起こる可能性があります。
胸郭出口症候群や頸椎ヘルニアなど、
肩こりの延長で起こる症状があります。
だから諦めないで!